2014-02-24

洗車グッズ(20140220)

昨年車につけたルーフキャリー。

こんな棒がけっこうな値段がするのね なんて
かなり断腸の思いの出費でしたが
その後 材料の材木や 昨年作った行事用看板などの大きな作品などを運ぶのにと
かかった出費に充分もとの取れる活躍をしてくれています。








ところでこれって 取り付けはそれなりに簡単ですけど
外すのは意外と面倒に出来ているんですね。

まぁ 付け外しがあまり簡単すぎると 簡単に盗まれてしまうでしょうから
そういう悪い心の芽吹きを抑えるためにも 多少の手間が要るようになっているのも分かります。

しかし その手間のおかげで洗車場の洗車機にはすっかりご無沙汰になってしまいました。
で 手洗いの洗車は雨水タンクの水を使いたいと思っていて
でもけっこう車高が高いので脚立に乗ってバケツを持ちながらもなかなか大変で・・・。

おかげで キャリーをつけて以降 いつもホコリっぽい状態の愛車でございます。

しかし生来綺麗好きの私(嘘!)。

家族の「自分の車ぐらいもうチョッと綺麗にできないのか」という
刺さるような視線にいたたまれずチョッと考えてみました。

先ず ↓このバケツを改造。

←こんな風にホースの接続口を付けました。
内側にT字の部材を使ったのは
回らないようにです。










そして↓こんな梯子状の物も作って。

←こんな風にキャリーにセットして
(キャリーの棒が挟まる切れ込みもつけたのだ。)
その上にホースを付けたバケツを乗せます。

バケツは約10リットル。一回の洗車は3回水を入れれば充分。







期せずしてトランクに入る大きさ。
ゴムのネットを用意しておけば
あまり車内に乗せたくないような泥の着いた畑グッズもこれをベースにして屋根で運べます。







2014-02-13

椅子修理(20140213)

今回のお題はアンティックのピアノ椅子の修理です。


依頼のあった修理部分だけだと
こんな風にブログに記録を残しはしなかったかもしれませんが
ちょっと気になった部分に一手間かけたら
我ながらまんざらでもないなぁ と調子に乗りました。


修理は脚の一本がぐらついていたので
それをきちんと固定し直す と言うものでした。












問題の脚を外しそうとしていろいろいじっていると
他の脚の固定も甘くなっていることに気付いたので三本とも一度外して固定しなおすことにしました。

ところで 脚と中央の円筒部の接続は 昔の家具のような組み継ぎなのかと思っていたら
大きなダボを刺して接着剤での固定と 引き裂き方向の力がかかる円筒底部と脚内側部分に釘止めの金属板が貼ってあるだけのものでした。

そしてその接着剤も 経年劣化なのかあまり効いていませんでした。

もしかしたら こういう家財(椅子)の作り方って修理して使い続けることを想定して
力加減や過熱で外せる接着力の接着剤を使っているのかな なんてことを思ったりして。
(そういう作り方があるのかどうかは知りませんが)

しかし ダボ穴や釘穴がかなり緩んでいたり穴周辺の木材の欠損もありましたのであまり難しく考えないで普通の接着剤でガッチリ固定することにしました。











と ここまでがお題の分で 以下がどうしても気になったと言うか まぁ 面白がってやった余計な一手間です。

たぶんこの椅子は(こういう椅子は)運搬のときにクッションの底板部分、布張り部分よりちょっと外側に出ている化粧板があちこちにぶつかるのだと思います。
合板が剥がれたり割れたりしていました。

(←この写真は別の類似の椅子の同部分。)


この状態だと 持ったときにトゲが刺さりそうで手触りが非常に怖いです。

元のツルツルした感じに塗りなおそうかとも思いましたが そのためには欠損も激しいのでパテで盛って削ってを先にしないといけません。

でも「削って磨いて」をするためには布張りを外さないといけなくて それはちょっと手間がかかりすぎます。

しばし逡巡しましたが 椅子全体としては 既に充分に使用感があるものなのでいっそラフな感じならば手間としてはちょうど良いと思って↓こんな感じに仕上げてみました。

手触りとしてはゴツゴツしていますが
割れたベニヤ板のささくれた感じはありませんし
実際に手にも安全です。

横から見える見た目も 普通に経年の使用感が出ている程度に見えるでしょう。

ウン!満足満足!!